アナルプレイやアナルオナニーをするにあたって、どこまで開発するのか? というのはその人の自由。
けれどもSMクラブに行けば、前立腺開発だけで終われないことのほうが多い。
だって、女王様は変態行為のできるアナルマゾを作りたいんだもの。
ペニバンでアナルセックスしたり、フィストで絶頂させてヒイヒイ言わせて、身も心も征服したいんだもの。
もちろん本人がどうしてもと嫌がるのなら、無理にそれ以上しないこともありますが
「あなたにならそれ以上してもらってもいい」
と言わせるのがМ性感嬢やアナルプレイ専門のお店の女性と違って、女王様の在り方だと私は思うので、もちろん私もじっくりゆっくりですが、何度も会いに来るM男くんに対してはそういう道に引きずり込むことが多かったです。
前立腺開発やドライオーガズムだけ求めている人は、SMクラブじゃなくてそういうことだけやってくれるお店に行ったほうが絶対にいいですよ。
というわけで、前立腺開発以上にアナルを広げたり「もっと先」まで進む人が気を付けてほしいことです。
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前立腺よりも「もっと先」ってなに?
お尻の穴の中にある感じられる場所は前立腺だけではありません。
その先にある膀胱、精巣、腸壁、S字結腸まで。開発すれば開花する。
前立腺のあるお腹側じゃなく、尾てい骨側にも性感帯になり得る場所があるようです。
けれども前立腺開発に時間がかかるのと同じく、それ以外の部分もじっくりと根気よく開発していかねばならないのです。
気持ちよくなれないからって、ドライオーガズムに達しないからって、なぜすぐに諦めるの?
女性は最初のセックスで気持ちいいと思えない人はいる。
そして中はあまり気持ちよくないと言う人もいます。
けれども回数を重ねるごとに快感は増してゆき。それでも絶頂までは達しないで終わってしまう人なんてたくさんいます。
それなのに男性はアナル開発を「気持ちよくないから」とか「ドライに達しないから」と諦めるのが早すぎると思うんですよね。
ドライオーガズムに達することが出来た人って、ときにすぐに出来ちゃう人もいるけれどそんな人は稀で、何年もかかる人のほうが多いのです。
諦めずに「めちゃくちゃエロくて変態なことをしている」という気持ちで続ければ、気持ちよくなれる部分が増えて変態度が増すというのに…М男としてもったいない。
「前立腺よりもっと先」やアナル拡張まで進むのなら、絶対に守ってほしいこと
アナルはデリケートな部分です。
初アナルで前立腺の場所を把握するくらいの挿入なら、指サックなり手袋をしてローションをつけてくらいでいいのですが、前立腺のもっと先やアナル拡張までするときには必ず守ってもらいたいことがあります。
アナルの基本「無理矢理はダメ!」
気持ちよくないことを無理矢理するということは、アナルに関しては気持ち良くなれる可能性を遅らせます。
アナルプレイはとくに、女性から男性がやられている場合、凌辱される気分を味わえるのだと思うのですが、それは気持ちの部分のみであってください。身体的なものは自分の意志を優先されなければなりません。
そしてセルフでやる場合も、痛かったり苦しかったりするのを無理矢理やったりすると、気持ちよくなれるはずのものが気持ちよくなれなかったり、アナルプレイを楽しむのに支障がでるほどアナルを損傷してしまいかねません。
アナルは、そしてその中の直腸などはとてもデリケートな部分です。
実際に無理矢理やりすぎて出血しやすくなってしまう人もいたし、痔や前立腺の病気になってアナルプレイができなくなったという人もいます。
アナルで女の子のようにイキ狂いたいというM男の願望を叶えるためにも、無理矢理やらないようにしてください。
M男くんはチャレンジャーが多いけど…
M男あるあるのひとつ。
SMクラブの女王様たちの書くブログやコラムを読んだりして、人がやっているプレイに興奮、対抗心を燃やして自分もやりたくなるというもの。
実際、アナルに指二本しか入れたことがないのにブログで見た太すぎるペニバンを入れたがったり、フィストしている画像を見て、その日のうちにフィストまで挑戦したいです! というM男くんは多いです。
M男というものはチャレンジ精神が旺盛な人が多く、そこがM男のいいところでもありますが…
縛られてみたいとかなら問題ないけれど、アナルに関しては、とくに拡張に関しては挑発されたりしても無理をしないでくださいと言いたいのです。
浣腸を面倒くさがらないでしよう
前立腺の場所を探るくらいなら、スッキリ排便が済んでいて入り口付近に便がない状態なら浣腸はしなくてもいいと私は思いますが、長時間にわたるアナルプレイや、前立腺のもっと先を探る場合、アナル拡張する場合はきちんと浣腸して直腸内をきれいな状態にしてください。
肛門内部は粘膜なので、細菌感染したらとても厄介。
さらに肛門内部というのは、肛門入り口から二センチくらいまでは痛みがありますが、その奥の歯状線という部分を過ぎると痛みを感じなくなってしまいます。
出典:藤川クリニックHPより引用 http://www.fujikawa-cl.jp/original5.html
歯状線とは、肛門(皮膚)と直腸(粘膜)のさかいめのこと。
直腸は知覚神経がないので、痛みを感じません。
さらに毛細血管がたくさんあるため直腸内が裂けたり切れたりした場合、痛みを感じることなく大出血ということがあるのです。
切れ痔が痛いのは歯状線よりも手前の皮膚が切れているから。痛みがないのに血が出るということは、直腸内が切れているということになります。
そんな、痛みがないのに切れている内臓が細菌感染したら、大変なことですよね。
アナル拡張はゆっくりじっくりにしてね
アナルなんて本来出すべきものより広げるというのは大変なものなのです。
間違ったアナルプレイをしていなければ漏れるなんてことにはなりませんが、急いで無理に拡張しようとすると、将来的に便が漏れやすくなってしまうということは本当にあり得ます。
「アナルプラグをつけていないと出てきちゃうんですよ」
なんて人も実際にいました。
たとえSMプレイでも、アナルを広げることに関しては無理矢理は絶対にダメ。
じゃないと後々自分が困ることになるので、そのことに関しては相手に全て委ねてはいけません。
自分で拡張するにしても、アナルに関してはチャレンジ精神を出しすぎずに、ゆっくりじっくり拡張してくださいね。
拡張するにはアナルプラグを使うのがいいのですが、アナルプラグは数ミリ単位でしか大きくしてはなりません。
段階を踏んで拡張できるものをセットで持つことをおススメします。
その際もチャレンジ精神と見た目で興奮して「ちょっと大きめから買っちゃおう」というのはやめてください。
そして慣れないうちは、長時間入れっぱなしにするというのもやめたほうがいいです。
無理のない程度で、マゾっ気は抑えつつ。
アナルに関しては、マゾ心が優先して無理にやってしまって大変なことになってしまう人がときどき本当にいるので(気づかないで大出血を起こしたとか、入れた異物が抜けなくなってしまったとか)本当に気をつけてくださいね。
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